アンタリア
Antaria
物語の舞台となる大陸。正確にはアンタリア大陸西部が舞台である。
創世紀戦争
The War of Genesis
半世紀ほど前のアンタリア大陸における、世界の存亡をかけた人類と神々による未曾有の大戦。黒太子カール・スタイナーと聖王ラシッド・ペンドラゴン等の活躍で、人類の勝利で幕を閉じた。
黒太子
KarlStyner
本名をカール・スタイナー。ゲイシル帝国皇太子で実質的な統率者でもあった。ダークアーマー西方連合を統一した英雄であり、さらにアンタリアのほぼ全域を征服した伝説的覇者。戦略戦術の天才で、『斜線隊形』という戦法を編み出した。魔装機『アース・メビウス』を駆り、手には魔剣『アシュラ』を携えていた。剣豪としても有名で、四大剣士の一人でもあった。創世記戦争の折に謎の失踪を遂げ、その影響で大帝国は崩壊した。
ダークアーマー西部連合
DarkArmor
13暗黒神の宗教圏である『ゲイシル(Gaysir)』『トゥリシス(Trisis)』『ガラード(Garad)』の三カ国によるアンタリア西部連合。黒太子の統一によって一つの帝国となったが、彼の失踪によって瓦解したままになっている。
シルバーアロー東方諸国連合
SilverArmor
12主神の宗教圏である『ペンドラゴン(Pandragon)』『アスタニア(Astania)』『ダカール(Dagal)』『カーチス(Cutis)』の四カ国によるアンタリア東方諸国連合。かつて黒太子によって征服されていたが、ゲイシル帝国崩壊後復興した。現在は東方航路から進攻してきた『テュル帝国』によってアスタニアは滅亡。ペンドラゴンとの戦争が続いている。

旧帝国領
Demminions

大陸西端、かつての大陸覇者・黒太子が統治していたゲイシル帝国が元になっている。創世紀戦争後、黒太子が征服した土地は解放され、残るゲイシル帝国本土は復興したシルバーアロー連合によって各地方ごとに分割された土地にはそれぞれ領主が置かれ、自治領制となっている。これら自治領はまとめて旧帝国領と呼ばれた。近年では、帝国主神教とチェザレ枢機卿の台頭により、帝国の再統一が進みつつある。
トゥリシス帝国
Trisis
大陸中央から西側にかけて広がるトゥリシス砂漠を本拠とする帝国。国土の殆どが砂漠であるため土地は豊かではないが、東西を結ぶ交易と傭兵により編成される強大な軍隊が国力を維持している。
サイラップ
Cyrupps
トゥリシスとペンドラゴンの間に位置する貿易都市国家。土地も豊かで、陸・海の交易も盛んである。その莫大な富と戦略的地理条件により、過去幾度となく西側勢力の侵略にあっているが、ペンドラゴン王国の強力な後押しにより、独立を維持している。ペンドラゴンの庇護下にあるものの、シルバーアロー連合には加わらず中立の姿勢を保っている。
ビフロスト公国
Bifrost
大陸北方の山岳地帯に広がる大国。国力は軍事面も含めて安定しているため、東西のどちらの勢力にも属さず中立を維持している。国土自体が天然の要塞であり、侵略された歴史は殆どない。
ペンドラゴン王国
Pandragon
創世紀戦争の英雄・聖王ラシッドが統治する東の大国。覇王・黒太子によって一度は滅ぼされたが、創世紀戦争後復興を果たした。シルバーアロー連合の盟主で、強大な国力と軍事力を誇っていたが、隣国アスタニアを征服した異民族、テュル帝国との間で戦争が続いており、豊かだった国力にも翳りが見え始めている。
テュル帝国
EmpireToru
東方航路からアンタリアに進攻してきた異民族国家。アスタニアを滅ぼし、その地を地盤として現在ペンドラゴン王国へ侵攻している。後に『50年戦争』と呼ばれる戦いである。
トゥリシス砂漠
Desert of Trisis
大陸の中央から西部に向かって広がっている広大な砂漠。大部分がトゥリシス帝国の領土であるが、実際に統治されているのはごく狭い範囲である。東西を結ぶ陸の交易路でもある。
帝国主神教
EmpireGoddism

チェザレ枢機卿が『主神教』から発展させた教義。崩壊後の帝国領にあっという間に浸透し、チェザレが実権を握ってしまう。事実上、帝国の国教となった。

魔装機
Mech Armored Golem

古い時代に造られた、魔力によって駆動する人型戦闘機。人間が搭乗し操縦する。代表的な魔装機として以下の三機が挙げられる。
  ビフロストが発掘した 『アース・カノン』
  黒太子が駆っていた 『アース・メビウス』
  ペンドラゴンの白い魔装機 『アロン・ダイト』

最強四剣士
Four Great Swordsmen

創世紀戦争当時から一般に知られている4人の剣豪への称号。
  黒太子 『カール・スタイナ-』
  帝国一の剣豪 『カルス将軍』
  ペンドラゴンの聖王 『ラシッド』
  放浪の剣士 『クロウ』

創世紀戦秘録
The Secret Memoir of Genesis War

賢者ギシュネが記した創世紀戦争に関する戦史。暗黒神や名も無き神についても言及されているようで、帝国主神教では異端のものとみなし、禁書としている。
ゼフィールファルコン
ZephyrFalcon
チェザレ枢機卿による独裁政権の打倒に立ち上がった、帝国革命軍。小規模な編成であるが、その機動力を武器にゲリラ戦を展開することを基本の戦術としている。ゼフィールファルコンとは『西風の鷹』という意味。
帝国七勇士
Seven Heroes of Empire
大帝国の建設に尽力した、黒太子直属の七人の将軍。
  帝国の父 『バーンスタイン』
  砂漠の国トゥリシスの傭兵王 『カシム』
  暗殺部隊隊長 『半蔵』
  帝国最高の学者 『ビシヌ』
  帝国一の剣士 『カルス』
  飛兵隊指揮官 『アガシ』
  カルスの弟子 『カシュタル』
帝国流剣法
Swordsmanship of Empire
二大剣術のひとつ。ゲイシル帝国で発展した、パワーを重視した剣法。黒太子もこの剣術の使い手であった。
神学
Theology
古くからアンタリアでは学問が重要視されてきた。主に魔法などの力の源として考えたれていたからである。しかし旧帝国領では創世紀戦争後、それまで進行されてきた13暗黒神に変わって帝国主神教が浸透し暗黒神や古い神々に関する書物が隠蔽、処分された。
12主神

至高神プライオス (Prios of the One)
太陽のビスバテン (Bisbaden of Sun)
地のラエビウス (Laebius of Land)
知恵のオブスキュラ (Obscura of Wisdom)
戦のシャクバリ (Shakbari of War)
風のビドゴシュセ (Bidgosuge of Wind)
火のエルガメネス (Ergamenes of Fire)
稲妻のカラト (Karat of Lightning)
正義のディエネ (Diene of the Right)
建造のアトレウス (Atreus of Construction)
慈悲のアビドス (Abidos of Mercy)
愛情のエルギヤス (Ergiyas of Devotion)

13暗黒神

混沌のデイモス (Deimos of Chaos)
月のディアブロ (Diablo of Moon)
海のイスキンデルン (Iskinderum of Ocean)
雲のラマン (Laman of Cloud)
死のドネフロジス (Donefroges of Death)
生贄のアルハスマ (Arhasma of Sacrifice)
傲慢のヴァローネ (Vallone of Arrogance)
水のユゲネア (Yugenea of Water)
病のティリベル (Tiribelle of Disease)
陰謀のベラモード (Beramode of Conspiracy)
紛争のオバディア (Obadia of Dispute)
破滅のユスタシア (Yustacia of Destruction)
毒のイシュパイク (Ishbike of Poison)

 

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